【身 分 制】 地域
「新猿楽記 藤原 明衡(989−1066) 1052前後」西京の右衛門尉一家の猿楽見物
侏儒舞(ひきひとまい)・傀儡子(くぐつまわし)・独相(ひとりずもう)
のろんじ(咒師)は、後に寺院所属の猿楽となる。・田楽猿楽と競っていたが、室町ころまでは田楽の方の人気が高かった。北条高時が田楽にこって国政をおろそかにし、鎌倉幕府崩壊の一因になったといわれる。・くぐつまわし(傀儡子)は、人形回しで古代からの漂泊民。男は人形回し、曲芸、女は遊女、今様などの流行り唄を業とした。・骨無骨有は関節はずし、ぐにゃぐにゃ人間の大道芸・琵琶法師 後の平家琵琶につながるもので、盲僧の多かった九州方面で発達したものと、雅楽に入ってきた系統とがある。・せんずまんざい(千秋万歳) 室町時代、唱門師(しょうもんじ)の演じたもので、門付け万歳の最も古風なもの。正月には宮中へ行ってお祝いをしたという記録もある。・福広聖の袈裟求め・妙高尼の繦つき乞い 尊い僧が袈裟をなくして探しまわったり、尼さんがおむつを欲しがっているという寸劇。いずれも滑稽な様子で、後の狂言につながる。・かんなぎ(巫) 神に仕えるだけでなく芸能もやった。後に歩き巫女といって全国を回る者も出てくる。
<新猿楽記による商人の扱う商品> 【本朝】  緋襟・象眼・繧[糸間]・高麗軟錦・東京錦・浮線綾・金・銀・阿古夜玉・ 夜久貝・水精・虎珀・水銀・流黄・白[金葛]・銅・鉄・[糸兼]・蝉羽・絹・ 布・糸・錦・纐纈・紺布・紅・紫・茜・鷲羽・色革 【唐物】  沈・麝香・衣比・丁子・甘松・薫陸・青木・竜脳・牛頭・[奚隹]舌・白壇・ 赤木・紫壇・蘇芳・陶砂・紅雪・紫雪・金益丹・銀益丹・紫金膏・巴豆・ 可梨勒・檳榔子・銅黄・緑青・燕脂・空青・丹・朱砂・豹虎皮・藤茶碗・ 籠子・犀生角・水牛如意・瑪瑙帯・瑠璃壷・綾・錦・羅・穀・呉竹・甘竹・ 吹玉 (鸚鵡・孔雀・鴿・白鵝・羊・水牛・唐犬・唐猫・唐馬、唐紙・唐硯・唐墨)
(右衛門尉一家 妻三人娘十六人男九人)



「非人」は基本的には「公私をとわず人格的隷属関係をもたない」ことを特質とする。

中世国家 ・公家(こうけ):儀礼 ・武家:警察権 ・寺社勢力:国家祈祷  (:職能)   ?


中世末期 惣村 →(兵農分離) →近世(村・町)

十〜十一世紀が非人身分形成の画期−丹生谷哲一 検非違使<ケガレ=キヨメの国家的管理>

村町以外の社会集団研究
(1)賤民制 −雑賤民 猿飼・ささら(説教)・茶筅・おんぼう・鉢叩き(2)公家家職系・朝幕系 修験・神職・陰陽師・相撲取り・座頭・鋳物師
(3)三都、年下層社会(前期的市民?) 「日用」「振売」/鳶・髪結い・聖・商人宿・日用座・武家奉公人・町用人・家守・目明し・遊女(屋)・願人)

弾左衛門支配 (え)5664軒(非)1966小屋、猿飼61軒 支配下−勧進=乞食
 (地域 関八州、伊豆国の一部、駿河、甲斐、陸奥三国)

江戸 浅草 車善七(380軒・3000人)、品川の松右衛門、深川の善三郎、代々木の九兵衛 
大阪 天王寺、鳶田、道頓堀、天満の垣外  京都 悲田院村

南北町奉行 (同心二百数十人のうち)警察関係 三廻り二十四名(隠密廻り二名 定廻り四名 臨時廻り六名)
目明し→岡引き→手先 400人以上の親分と下引き1000人以上

相撲節会 近衛府主催(1174廃絶)

古代律令制(他者の隷属を本質とする)
良民−官人、公民(百姓)、雑色人(品部・雑戸) /賎民−陵戸、官戸、家人、公奴婢、私奴婢
中世の賎民−人格的隷属性を持たない。卑賎視された人々一般をさす。
古代律令良賎制との関係?

李氏朝鮮 −両班、中人、常民、賎民(奴婢、白丁、男寺党、広大)

侠客(芸能興行や遊女商売に密接に関与し、市場などを取り仕切る博奕打)
(1)芸能興行の実質的な運営主体であり、芸能集団と地域社会の媒介的存在
(2)独自に形成された博徒のネットワークが力の源泉
(3)別の香具師集団の存在と独自興行に関わる。
(4)地域社会で @他領者の吟味 A芸能に関わるものの収容 B犯罪人の監視

「店」(仮屋)−「辻」 近世の市 @芸能・角力興行 A遊女商売 B諸商売

相撲渡世集団 /粋方・目明集団

宮廷は両極端 身分制の一番上の外と一番下の外






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