国家−全体の利害と一致しない公権力  共同体/国家・王権

「王権とは共同体にふりかかる災厄や穢れを一身にひきうけ浄化する、非日常性を刻印された、文化装置である」山口王権論

「なぜ権力が<外部>に関連付けられなければならないか」外来王神話

「外来王」 権力は真の共同性および人間関係とは別のところからしかやってこない。−この古典的な意味あいで権力とは野蛮なものです。」
権力の継承にとっては”簒奪”こそがむしろ正統性の原理である。王殺し     「マーシャル・サーリンズ」

首長の形象は来るべき専制王の姿を先取りするものではない。クラストル

王権の淵源【考察】 予言者の言葉(内部)、結社(内部)

【日本 王・大王・天皇】
○26代継体−125代今上(光格-今上7代) 父子継続44例  一夫一婦多妾制
*記紀 13代まで父子直系?

1935 国体明徴運動、南朝正統主義 

推古以前の大王決定権は豪族

皇極天皇 生前譲位 →孝徳(×有馬皇子)→斉明

○8世紀 天皇制最盛期 天武持統から一世紀 この間女帝5代4人 40年以上

○天皇陵 (古墳 15〜20万基)
1.神武 明治期に小丘をつなぎ合わせて土盛りし八角形に造成
3,4,5 自然丘陵
9.開化 古墳中期-時代合わず
(確実認定陵) ・天武、持統合葬陵 ・天智陵 ・欽明陵

近陵−天智・光仁・桓武以降(除平城)
遠陵−@除天智系A天智始祖設定から排除−それ以前、継体→斉明B武烈以前(神武陵も)

「御黒戸」内裏奥の仏間、位牌・念持仏(光孝天皇以降884〜、徒然草)

○朝廷
葛城・平群・吉備(臣姓豪族)→大伴・物部(大臣・大連制)官人集団-臣僚的性格(部民制)
○宮廷
息長・和珥(春日)氏-皇親氏族

○宮内庁
宇佐美毅(長官) 入江相政侍従長 曾我剛東宮儀典長+ 浜尾東宮侍従+ 
1993 失語症


 

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