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●Sd.Kfz.251/2 8cm自走迫撃砲 本車は、装甲擲弾兵中隊の重装備小隊用の支援車両である。 車内に8cm迫撃砲Gr.W34 1基を搭載しており、通常は車外で使用したが、車内からの射撃も可能であった。 ただし、車内の床に専用台座が装備されていたわけではない。 車内で使用する時に対応するため、この車両では前方機関銃架は取り外されていた。 乗員は8名に減らされ、後部右側のベンチシートは砲弾ケース収納ラックに変更されている。 このラックには、6発入りの砲弾ケース7個が置かれ、その他、右側のフロントシート後ろの床に2個、側壁に1個が装備されているので、合計10個(66発)が搭載されることになる。 その他の武装は、7.92mm機関銃MG34 1挺と、9mm機関短銃MP38 2挺、それに7.92mm小銃Kar98k 4挺である。 |
<Sd.Kfz.251/2 8cm自走迫撃砲A/B/C型> 全長: 5.80m 全幅: 2.10m 全高: 1.75m 全備重量: 8.64t 乗員: 8名 エンジン: マイバッハHL42TUKRM 直列6気筒液冷ガソリン 最大出力: 100hp/2,800rpm 最大速度: 53km/h 航続距離: 300km 武装: 8cm迫撃砲Gr.W34×1 (66発) 7.92mm機関銃MG34×1 (2,010発) 装甲厚: 6〜14.5mm |